創作者の立場からみた著作権/松本零士 氏
漫画家/コンピュータソフトウェア著作権協会 理事
□ 権利概念の国際的統一必要
情報モラルと著作権の概要/久保田裕 氏
コンピュータソフトウェア著作権協会 専務理事
□ 価値ある情報に対価は当然
昨今の動向・コンプライアンスの重要性/石澤一良 氏
コンピュータソフトウェア著作権協会 著作権・情報モラル普及啓発委員会委員
□ 実定法主義に限界、話し合い重要
健全なデジタル情報化社会のために/vol.1 各国の現状と問題点
□ 日本企業は権利意識低い/石澤一良 氏
□ 社内不正コピー防止から/久保田裕 氏
□ ビジネスモデル含め戦略を/稲垣隆一 氏
□ 社会的コンセンサス未形成/松本零士 氏
健全なデジタル情報化社会のために/vol.2 ルールとモラル
□ 法解釈は立法精神の理解から/久保田裕 氏
□ 権利者満足できる新ルール必要/松本零士 氏
□ 著作権管理を念頭にモデル作れ/稲垣隆一 氏
□ 文化財として利用できる方法も/石澤一良 氏
家庭・教育の現場で
□ 実態に追いついていない教育現場/若月秀夫 氏
□ ルール・法律理解しモラル考える/久保田裕 氏
□ 小学生高学年から情報発信教育を/石澤一良 氏
ブロードバンドの普及により、大容量の情報もネットワークで自在にやり取りできるようになっている。
画像や映像、プログラムなどのデジタルコンテンツは、複製が容易で品質も劣化しないという特性を持つため、著作権者の許諾を得ない不正なコピーが行われやすい。情報のデジタル化に よるメリットは計り知れないが、入手した著作物の取り扱いに対するモラル向上が緊急の課題となっている。本セミナーでは、健全なデジタル情報化社会に向けていま何をすべきか、さま ざまな角度から活発な討議が行われた。